2011年5月25日

イギリスで注目のキーワード?!

芸能人・スポーツ選手など有名人の浮気スキャンダルは、どこの国でもメディアが大騒ぎしたがるもんですが、何とイングランド・ウェールズでは、そういったネタをメディアが暴露できないようにする super-injunction(報道禁止命令 *注:意訳です)たるものが存在するそうです。

ところが今、オバマさんの訪英、アイスランドの火山灰の次にイギリスで話題のサッカー選手とセレブの浮気スキャンダルは違った展開になりまして…

Twitterで誰かが暴露しちゃったんですわー
 

当然世界中に名前が知れ渡ったわけですが、super-injunction の為にメディアは名前を明かせないわけで… こんな風に名前んとこを黒塗りしたりしてたんですわ。



ところが、スコットランドの新聞社が日曜版の一面に、そのサッカー選手の顔写真を目のところだけ「検閲済」と黒塗りして発刊したのでした!

(タコ: うわ!名前は確かに書いてないけど、、、これって一線超えたよな!でもスコットランドでのみ売られてる新聞だから、そこまでやってもイングランド・ウェールズの法では罰せられないらしい)


もう、こうなっちゃったら誰も止められない状態!?

翌日の 下院の質疑応答時に、ある議員さんがサッカー選手の実名言ってしまったりして… その時点で super-injunction は失効するのか、メディアも名前を明かして…といった結果に。

でももうみんな知ってるしな。

super-injunction、僕にとっては新しい言葉なのですが、このご時世に役立たずな制度ですな。